まだまだ暑い日が続きますが、皆さま熱中症等の対策はされていますでしょうか。今年は例年と違い、日常的にマスクをしていますので熱中症のリスクがより一層高くなります。
暑い日はこまめな水分補給等を心がけ、無理をなさらないようにしてくださいね。
補助金の申請支援を行っています
さて、先日(令和2年8月31日で)、鈴鹿市における「特別定額給付金」の申請期限を迎えましたが、皆さま忘れずに申請されましたか?この特別定額給付金は、新型コロナウィルス感染症の拡大を受けて、家計を支援するために国民1人あたり10万円が支給されるというものでしたが、ものすごく話題になりましたね。
また、今年はこの「特別定額給付金」の他にも、「持続化給付金」や「雇用調整助成金」、「小規模事業者持続化補助金」等、色々な補助金・助成金に注目が集まっています。
当事務所でも、各種補助金等の支援を行っており、先日もお客様の「三重県経営向上支援新型コロナ危機対応補助金【三重県版経営向上計画連携型】」(以下、「三重コロナ対応補助金」)の申請を済ませてきました。
この三重コロナ対応補助金は、三重県独自の施策で、新型コロナウイルス感染症の発生に伴う環境の変化に起因して、業況が悪化し、経営の維持向上に支障をきたしている中小企業・小規模企業が、今回の難局を乗り越えるため、販路開拓や生産性向上などをめざして経営計画を策定し、実現に向けて取り組むことを支援するため、最大で100万円の補助金が支給されるというものでした。(※すでに本年の申請期間は終了していますのでご注意くださいませ。)
当たり前の話ですが、補助金は、融資と違いお金「借りる」のではなく、お金が「もらえる」制度ですので、当然に人気も高く、採択にあたってのハードルが高いものも多いですが、補助金申請の難しさについては、申請要領の複雑さや採択率もさることながら、その日程がタイトな(提出期間が短い)のも、補助金申請の難しいところの一つです。
例えば、上記の三重コロナ対応補助金だと、8月11日に公募(周知)開始がされた後、8月17日~28日までの2週間足らずの受付期間の間に、経営計画を立て、申請書の様式を整え、商工会議所の確認を受けたうえで申請をする必要がありましたので、日程的に非常に厳しいものでした。
経営計画を立てるにあたっては、具体的に【顧客・市場の動向、競合他社の動向】、【自社の強み】、【自社の弱み】等を記入する必要がありましたが、この短い日程の中で経営計画を立て、補助金の申請を行うのは難しいかと思いますので、補助金の申請の有無にかかわらず、日頃から経営計画を立て、準備しておく必要があります。
普段から経営計画を立て、行動することが重要です
当事務所では経営計画策定支援を行っております。普段から自社の置かれている状況や今後の方向性を考えることで、自社の今後の発展という目標に向かって行動することができます。
それに付随して、普段から計画を立て、今後の方向性が定まっていれば、「小規模事業者持続化補助金」や「三重コロナ対応補助金」のような補助金申請の際にも役に立つかと思います。
よく「補助金をもらいたいのですがどうすればいいですか?」と聞かれる方がいらっしゃいますが、補助金は投資に対して補助をしてくれるものですので、最低でも「自社が“何”に“いくら”の投資をしたいのか」(もっと言えば、「なぜその投資が必要なのか」や「その投資効果はどうであると予想されるのか」)が決まっていなければ、当然に補助金の申請をすることができません。日頃から計画を立てて業務に取り組み、チャンスがあれば補助金の申請をするというスタンスが大事だと思います。
片山
~補助金申請や税金につてのご相談なら三重県鈴鹿市の南部博税理士事務所まで~