スタッフブログ

ふるさと納税の申告手続きが簡素化します

10月に入り、朝晩は涼しくなってきたものの、まだまだ日中は暑い日が続いております。
寒暖差で体調を崩されないよう、皆さまご自愛ください。
さあ、暑い暑いとは言ってももう10月。秋ですね。

そう、食欲の秋!!!!

皆さま今年のふるさと納税はお済みですか?
2008年に導入され、豪華な返礼品でも話題となったふるさと納税も、今ではもう随分一般的になりましたね。

ふるさと納税

ふるさと納税の概要や注意点について、詳しくは以前のブログにて解説していますので、よろしければご覧ください。
ふるさと納税はお早めに!(2020.12.9 スタッフブログ)

2021年改正点

今回はふるさと納税について変更点をお話しします。
もう知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、2021年分の確定申告から「ふるさと納税の申告手続きが簡素化」されます。

今までは所得税や住民税の控除を受けるためには、下記のどちらかの手続きをする必要がありました。

①確定申告
②ワンストップ特例制度

このうち、②ワンストップ特例制度については特に変わりありませんが、①確定申告についての手続きが簡素化されました!

今まで確定申告で控除を受けるためには、自治体が発行する「寄附金の受領書」の添付がその寄附ごとに必要でした。
それが今回、特定事業者が発行する年間寄附額を記載した「寄附金控除に関する証明書」の1枚のみの添付でよくなったのです。
特定事業者とは、簡単に言うと「ふるさとチョイス」や「さとふる」などのポータルサイトのことです。
これらポータルサイトでふるさと納税をすれば「寄附金控除に関する証明書」を発行することができます。(複数のポータルサイトを利用した場合はポータルサイトごとに証明書が必要です。)

証明書を発行できるポータルサイトは国税庁のホームページで確認できます。
国税庁長官が指定した特定事業者一覧(令和3年9月15日現在)

「寄附金控除に関する証明書」は、ポータルサイトから電子データをダウンロードするか、郵送で受け取ることができます。
※ これまで通り「寄附金の受領書」も送られてくるため、従来通りの申告をすることも可能です。

証明書をゲットしたら、次はいよいよ申告です!

申告方法

申告方法は以下の通りです。

〈電子申告の場合〉
ポータルサイトからダウンロードした証明書データを確定申告書に添付してe‐Taxで送信

〈紙提出の場合〉
①電子データの証明書
ポータルサイトからダウンロードした証明書データを、QRコード付証明書等作成システムを使ってPDFに変換し、プリントアウトした書類を確定申告書に添付

②紙の証明書
郵送で受けとった証明書を確定申告書に添付

今までは寄附ごとの受領書の添付や、寄附ごとのデータの入力など、面倒な作業が多かったものが、これ1枚で済むのはありがたいですね!

証明書の発行方法は、ふるさとチョイスなどの各ポータルサイトのホームページにてご確認ください。

 

今年も残り3ヶ月を切りました。3ヶ月、長いようであっという間ですね。
バタバタして12月になってしまう前に、ふるさと納税をお考えの方はぜひお早めのお手続きを!

ちなみに私は北海道出身なので、ふるさと納税は北海道をおすすめします!!

 

~ふるさと納税や税金に関することは、三重県鈴鹿市の税理士法人フラッツ・コンサルティングまでご相談ください~

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